[箱根取材] 「cu―mo箱根」で絶景と足湯を 早雲山駅が60年目のリニューアル

2020年7月10日

投稿:ススミカマガジン・トラベローグ編集部

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箱根ゴールデンコースの主要駅「早雲山駅」がリニューアル

 今年60周年をむかえる「箱根ゴールデンコース」の主要駅「早雲山駅」の新駅舎が7月9日にリニューアルされました。地上2階には、明星ヶ岳や相模湾を一望でき、足湯まで楽しめる展望デッキやオリジナルフードやグッズがいっぱいのショップなど、魅力あふれる新スポット「cu―mo箱根(クーモハコネ)」も同日にオープン。編集部では新しくなった早雲山駅を前日の7月8日に一足はやく取材しました。

  • 取材協力 小田急箱根グループ広報事務局さま
  • 記事中の写真はすべて編集部撮影、及び広報事務局さまご提供によるもの。記事中の画像、写真、文章について引用および転載をすべて禁止します。

バリアフリーに配慮、噴石対策を施し一時避難施設としても利用可となった新駅舎

 駅舎は地上2階段、地下1階。各階にエレベーターが設置されている他、多目的トイレなどバリアフリー設備も充実しています。地下1階フロアに噴石対策を施したことで、大涌谷周辺で火山活動が活発化した際の一時避難所として300人程度を収容可能です。また、箱根登山ケーブルカー「早雲山駅乗車ホーム」には鋼索線(ケーブルカー)では日本初となる3本バー式の昇降式ホーム柵が導入されました。

相模湾を一望!cu―mo箱根

 駅舎の2階には新施設、「cu―mo箱根」がオープン。ユニークな名称「くーも」は、早雲山駅の「雲(くも)」と箱根の伝統工芸である寄木細工を表す「木(もく)」から。箱根登山ケーブルカーと箱根ロープウェ-の乗換駅である早雲山駅で「旅の途中で一息」ついてもらうスポットとして、絶景の展望テラス、無料で楽しめる足湯、そしてオリジナル飲食メニューなどが楽しめます。

展望デッキ

 正面には大文字山(明星ヶ岳)の大文字焼きの文字、晴れた日には相模湾ものぞむことができます。この景色は、今まで知られていなかった隠れた絶景ということです。 ※なお、取材当日は天候がいまひとつだったため、広報事務局さまご提供の写真を掲載しています。

無料の足湯施設

 無料の足湯施設は、強羅温泉の源泉。ゆったりとつかりながら休憩ができます。

ショップで旅の思い出を。

 早雲山駅ショップ限定のお土産やおやつグルメアイテムが多いのも見どころ。くもぱん、箱根ロープウェイぬーどる。箱根ロープウェイクーピー、オリジナルフレーバーポップコーンなど魅力的なアイテムがラインナップ。なかでもニューベルという「食べるスムージー」には、大きな綿菓子がトッピングされ、インスタ映えもバッチリ!ここでしか味わえない早雲山プレミアムコーヒーもオススメ。

くもぱん(左)とニューベル

真っ白なポストに願いをこめて

 ショップの奥には真っ白なポストが。見上げるほどの高さのこの特別なポストは、雲を超えて空に届きそうな高さということで4,485mm!「しあわせはこぶ」のゴロあわせということです。ショップで販売するオリジナルポストカードと切手で投函すると、大涌谷の風景印(消印)を押して届けてくれます。

cu―mo箱根の施設概要

  • オープン:2020年7月9日(木)
  • 展望テラス利用時間:9時~17時
  • 足湯利用時間:9時~16時
  • cu―moショップ営業時間:9時~17時30分(フード&ドリンクは10時~16時30分)

cu―mo箱根の公式サイト

cu―mo箱根(クーモハコネ)|箱根ロープウェイ

cu―mo箱根(クーモハコネ)箱根ケーブルカーと箱根ロープウェイの乗り換え駅の早…
www.hakoneropeway.co.jp

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