2022年5月31日まで期間延長された、かながわ旅割を利用しての箱根取材旅。今回は、強羅からゴールデンコースをあえて使わず、箱根園方面にスイッチします。

予定としては強羅箱根公園でシャクナゲロードを取材した後、強羅駅に戻ってバスで小一時間でしたが、せっかくなので名物のカレーを食べたいと思いたち、大涌谷に寄り道することに。
カレーを食べるためだけのため(笑)にロープウェイを使うのもあれなので、急いで時間と料金のバランスが取れる方法を検索しながらともかく移動開始。
箱根強羅公園から670円で大涌谷へ。
箱根ロープウェイを使って大涌谷に行く場合の料金と距離感

普通に強羅から大涌谷に行く場合、ケーブルカー+ロープウェイが一番早いです。だいたい30分弱。
- 強羅駅→(箱根登山ケーブルカー16分)→早雲山駅→(箱根ロープウェイ7分)→大涌谷駅
- 経路内の時間表記は乗り換えを考慮していませんのでご注意を。
ただ…これだと1250円もかかるのですね。
強羅公園西門からケーブルカーに乗る方法
今回、ロープウェイは駒ケ岳の方で乗れるので、大涌谷のロープウェイはパスに。そして、強羅駅ではなく、公園上駅からケーブルカーにエントリー。早雲山で箱根園行きの伊豆箱根バスへ乗り換えます。大涌谷はこの路線の途中にあるので、10分ほどで途中下車。

- 強羅公園の西門→(徒歩1分)→公園上駅→(箱根登山ケーブルカー11分)→早雲山→(伊豆箱根バス10分)→大涌谷
- 経路内の時間表記は乗り換えを考慮していませんのでご注意を。
- 強羅公園から強羅駅までの徒歩の距離を考慮しない場合、強羅駅→小涌谷→大涌谷という手もあります。
公園上駅
箱根強羅公園の上側(西門)を右に行くとすぐに強羅駅の隣駅「公園上」に到着です。箱根登山ケーブルカー 公園上駅では、券売機がないので乗車証明書をセルフで取って、降りる時に精算します。精算はICカード不可で、現金のみとなります。

早雲山駅でスタッフさんに聞いてみたところ、万一現金を持っていなかった場合は、一筆書いて後日振込みということになるそうです。箱根フリーパスを使う場合は気にする必要がない話ではありますが念のため。




以前も完全キャッシュレス周遊を試みて一瞬で挫折していますが、箱根全体の完全キャッシュレスにはもうしばらくはかかる感じですね。
早雲山駅

今回はロープウェイをパスして、早雲山駅から伊豆箱根バスに。上で書いたルートは、乗り換えが計算に入っていませんので本当はもっと時間がかかるはずですが、幸いにも予定より1本早いバスに飛び乗ることに成功!結局ロープウェイのルートとほぼ同じ時間で移動できて運賃も合計で570円。
大涌谷に
ロープウェイからとは別角度で見る噴煙に、歓声というか驚愕の声が上がります。すいません、驚愕していたので写真撮れていません…。

「伊豆箱根バス」は箱根フリーパスの対象外ですが、SUICAやPASMOが利用できます。大涌谷の駐車場側にあるバス停で下車。

次のバスの時間を確認してから、箱根ロープウェイ大涌谷駅の2階にある「大涌谷駅食堂」へ。

お目当ての大涌谷カレー!
どーん。
写真は《「特製」大涌谷カツカレー》の方です。キーマカレーなのかというくらいゴロゴロにお肉が入ったルーの上に分厚いトンカツが鎮座するというワイルドな逸品。

なお、カツカレーの方が普通の大涌谷カレーよりも辛口です。オコノミで温玉をトッピングすると口当たりもマイルドになります。大涌谷カレーが1,100円で「特製」大涌谷カツカレーが1,500円。400円アップだけであの分厚いトンカツがついてくるというのは感激もの。ちなみに、かながわ旅割のチケットが使えます!
次回こそは1日20食限定の真っ黒な「大涌谷バーガー」を試したいところ。カツカレーがすごいボリュームなもので、バーガーと一緒にというわけになかなか行かず毎回悩ましい…。
伊豆箱根バスを使いこなせ(というか使いこなしたい)
箱根園へのアクセスに便利な、「伊豆箱根バス」は箱根フリーパスの対象外です。そのためか、小田急民の旅行記にあまり登場しない印象が…。
※大涌谷から桃源台に出るのも2駅で1250円かかるわけで、逆に言うと「箱根フリーパス」がいかに便利なのかがよくわかります。

伊豆箱根バスにも「箱根バスフリー」そして「箱根旅助け」といったお得乗車券が存在しています。特に「箱根旅助け」は駒ケ岳ロープウェーや芦ノ湖遊覧船の料金が込で大人3,000円というお得価格。小田急系の路線と似て非なるエリアをカバーしており、使い方によっては別角度からの箱根を楽しめそう。こちらはもっと研究してみます!
ということで、次回は箱根園エリアへ。
リソース
- 記事中の写真、動画は全て編集部による撮影
- EOS5Dmk4+EF50mm 1.8Ⅱ
- 経路内の時間表記は乗り換えを考慮していませんのご注意下さい。