ショルダーはドンケF2でキマリなのですが、リュックはカメラ専用のものではなくてミリタリーリュックを流用しています。自分の撮影スタイルを考えると、市販品のカメラ専用リュックのメリット部分をあまり活かせないためです。

あくまでもミリタリーリュックとしてはですが。
市販品の良いところを活かせない
市販品のカメラ専用リュックは上部やサイドからカメラを取り出せるので便利です。またパッドでキレイに内部が区切られるので、交換レンズも多数格納できるというのが利点。しかし、専業カメラマンや撮影会とかならともかく、ワンオペ取材しつつ写真も撮影するタイプの仕事だとズーム1本で事足りることがほとんどです。相手あってのことなので、取材の流れを断ち切ってまでレンズ交換って無理があります…。
速射が必要なく、さらのレンズ交換もしない、そして資料とかPCなどカメラ以外の物もバッグに入れることがある。となると専用のカメラバッグだとかえって使い勝手が悪くなってしまうんですね。あの極端に分厚いシルエットもカメラマンって感じで悪くはないのですが。
ということで。個人的最強説、Lowepro ギアアップ クリエーターボックス
取材現場によって多少違うものの、基本的には24-105mmと5DMK4だけをキレイに格納できればそれで良いんですね。ただ、最初からフードをつけたままでカバンに入れたいとなると、市販のカメラインナーバッグでは高さが足りない。思いつめて?自作も検討しましたが、結局これがジャストサイズだったというわけです。

Loweproの「ギアアップ クリエーターボックス L II」。このシリーズはM,L,XLと3種類ラインナップされていて、購入したのは「L」。Canon 5DMK4とフード付きのEF24-105mm F4Lがちょうど格納できます。というか隙間にはレリーズぐらいしか入らないという潔さ。

単焦点とか望遠を積みたい場合はまた別ですが、通常の取材ではこれで必要十分。フルサイズ機とはいえ、ジャストサイズなのでかさばらず、これなら好きなバッグに格納することができるため、自由度があがります。

ミラーレスならもうひと回り小さいので行ける予感も。※こちらはサイズ確認していませんのでご自分で良くご確認の上でお願いします。

ミリタリーリュックに格納した状態。専用リュックと違って横幅が極端に大きくなりません。上下に部屋が分かれていないので、上の方に無駄な空間ができることになりますが、実際に使う時は、最下部にレインコートなどを入れることになるのであまり関係ありません。イルミネーションの撮影などの場合は、サイド部分へ三脚を装着します。

Lowepro ギアアップ クリエーターボックスのサイズ一覧
実際に購入を検討する場合は、ご自分の機材の大きさを必ず測定することをオススメします。というかきっと必須。ちなみに、なぜかSサイズの設定はありません。
Mサイズ
- 1.9L
- 長さx幅x高さ:18 x 10.9 x 20.1 cm
Lサイズ
- 3.8L
- 長さx幅x高さ:20.1 x 12.4 x 25.9 cm
XLサイズ
- 7.4L
- 長さx幅x高さ:23.9 x 15 x 30 cm
編集後記
名刺交換が沢山ある系の取材はショルダー、三脚を使ったり沢山歩く時はリュックなどと使い分けして運用しています。今回は自前バッグをカメラバッグ化するということで丸く収まりました?が、観光の場合、お散歩の場合などなど、カメラ機材とバッグって各シチュエーション毎で必要なものが異なってきますよね。レンズ沼とどちらが深いのかちょっと考えてしまいます…。