全国のお花見人気ランキングでも上位に位置する目黒川の桜。シーズンには300万人以上が訪れる都内有数の桜の名所です。2021年の東京の桜の開花日は3月15日頃のようですが、実はホテル雅叙園東京のある下目黒エリアの開花は若干遅めなのをご存じでしょうか。 ※当初19日頃としていましたが、気象予報サイトに合わせ終始しました。

目黒川の桜は、例年、都内の開花宣言と同じくらいのタイミングで咲き始めますが、中目黒方面の桜から数日遅れて下目黒方面が満開になります。今年の目黒イーストエリア・桜祭り、中目黒桜まつりは残念ながら中止ですが、お花見や歴史巡りからの、ホテル雅叙園東京で百段階段の展覧会やスイーツという具合に、下目黒エリアで自然、アート、グルメを一度に楽しむオトナのお散歩を楽しんでみてはいかがでしょう。※正確な桜の開花日は気象予報情報を必ずご確認ください。
目黒不動尊

東急目黒線の目黒不動から徒歩約12分の目黒不動。ホテル雅叙園東京までは徒歩で約10分の場所に位置します。目黒不動尊は関東最古の不動霊場で創建は平安時代初期の大同3年(808年)。熊本の木原不動尊、千葉の成田不動尊と並ぶ日本三大不動のひとつで「水かけ不動」などで知られています。また、「江戸最初・山手七福神」の「恵比寿神」のお寺でもあります。「江戸最初・山手七福神」については後日、別の記事で触れたいと思っていますが、目黒駅からホテル雅叙園東京へ上る「行人坂」の途中にも「大黒天」の大円寺(大圓寺)があります。
※なお、ホテル雅叙園東京へ直行する場合は、JR目黒駅が便利です。
太鼓橋

目黒不動尊から目黒川方面へ移動し、行人坂の下にある太鼓橋へ。この橋は、かつて歌川広重も『江戸名所百景』(1857年)で描いた歴史ある江戸の名勝でした。
ホテル雅叙園東京で春を愛でつつ、目黒川の桜保全に貢献も
ホテル雅叙園東京では、桜シーズンの宿泊プランや、各レストランでスタートする桜の時期 限定の特別メニューなどの売上の一部を「目黒のサクラ基金」に寄付することを3月1日に発表しています。
目黒川の桜の大部分を占めるソメイヨシノの老齢化、生育環境の変化により、樹勢の低下や倒木、枝折れなどが懸念されています。目黒区では桜の保護・植替えを進めるべく、平成26年3月に「目黒のサクラ基金」を設立、この基金を活用して、平成27年度から目黒のサクラ保全事業に取り組んでいますが、サクラを植え替えるには膨大な費用がかかります。

約800本もの桜が並ぶ目黒川沿いの桜並木の始まりは、昭和初期の目黒川改修工事の際に、目黒の人々が両岸一帯に植え始めたもの。目黒川沿いに立地し、約90年間、目黒川の桜とともに歩んで来たホテル雅叙園東京は、目黒の桜を守り後世に伝えていきたいという思いから、今回、寄付という形で、「目黒川のサクラ再生実行計画」に協力することとなったそうです。
総支配人 吉澤真一朗氏コメント ※「吉」は旧字体
『ホテル雅叙園東京は、昭和 6 年に目黒の地へ移転し、お客さまと地域の方々に支えられ、 桜の木々と共に長い年月を歩んでまいりました。その桜の木々も、年月の経過や環境の変化 のため、一部が被害を受けています。私たちは、「目黒川のサクラ再生実行計画」に共感し、 大切な目黒川の桜を守るお手伝いをさせていただくことにしました。 毎年、桜を楽しみにされているお客様にもご参加いただき、ホテル内で開催する桜プロモー ションの商品売上の一部を、「目黒のサクラ基金」を通じて寄付いたします。小さな取り組みではありますが、皆さまと一緒になって、春に咲き誇る目黒川の桜を守っていきたいと思っております。』
総支配人 吉澤真一朗氏 ※「吉」は旧字体
目黒のサクラ基金
https://www.city.meguro.tokyo.jp/gyosei/zaisei/kifu/kikin/sakurakikin.html
寄付の対象商品
- 宿泊プラン:「SAKURA ホテルステイ ~観桜祭~」
- レストラン:New American Grill “KANADE TERRACE”の「桜ダイニング」、 「さくらアフタヌーンティー」「さくらのデザートカクテル」、RISTORANTE “CANOVIANO” の「Primavera~プリマベーラ~」 、中国料理「旬遊紀」の「旬香ランチ」 、日本料理「渡風亭」の「さくら特別会席膳」 、PATISSERIE「栞杏 1928」の「さくらフレジェ」、「お花見弁当」

※各対象商品の詳細につきましては公式サイトをご確認ください。
ホテル雅叙園東京公式サイト
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