まるで「刃」のような魚「タチウオ」の銀色は実は○○の原料!現在、サンシャイン水族館で期間限定展示中(東京・池袋)

2020年12月25日

投稿:ススミカマガジン・トラベローグ編集部

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コロナ禍に「上を向いて」泳ぐタチウオの姿は必見!

 現在、サンシャイン水族館(東京・池袋)で刀のように体が銀色に光り輝く魚、「タチウオ」を見ることができます。これは12月4日(金)より、「マンボウとの出会い」水槽にて期間限定で展示されているもの。タチウオは体長1.5m前後になる魚で、太刀(たち)を思わせる外見や、頭を上にして立っているように泳ぐ姿からその名前がついたとも言われています。飼育が非常に難しい魚ということなのでこの機会をお見逃しなく。

  • リソース:株式会社サンシャインシティプレスリリース

ウロコがない!タチウオの体表のひみつとは

 タチウオは、水深10~300mに生息し、鱗(うろこ)がなく、体の表面を覆っているのは銀色のグアニンと呼ばれる物質。このグアニンは、マニキュアに含まれるラメの原料に使われていたこともあるそうです。キラキラと銀色に輝く体や背びれがひらひらとしている様子は大変美しいですが、手で触れると体から剥がれてしまい、飼育は非常に困難です。

サンシャイン水族館 飼育スタッフ 木村亮太さん


 展示されているタチウオは飼育スタッフが駿河湾で夜に釣りをして集めたもの。水深60mぐらいの深い場所から釣り上げると急激な水圧変化から腹部に空気が溜まってしまうため、タチウオが水深20mぐらいまで浮上してきたところを狙い、できるだけ個体に触れないように反し(かえし)を潰した針で釣り上げた後、船から水族館まで丁寧に輸送したそうです。タチウオは海では小魚を追って食べているため、水族館では解凍した魚を生きているかのように糸を付けて動かし、餌付けしているとのこと。

SNSや公式サイトの動画でも公開中

 展示の様子はサンシャイン水族館公式ツイッター(@Sunshine_Aqua)でも紹介される他、公式サイトには動画も公開されています。キラキラと銀色に輝く背びれが美しいタチウオが上方向に向かって泳ぐ様子は本当に刀のようです。

サンシャイン水族館

最新の情報については公式サイトをご確認下さい。

  • 東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ ワールドインポートマートビル・屋上
  • 営業時間:10:00~18:00(~2021年3月19日)※最終入場は終了1時間前 ※変更の場合あり
    坊入場料金:大人(高校生以上)2,400円、こども(小・中学生)1,200円、幼児(4才以上)700円※変更の場合あり
  • 問合せ先:サンシャイン水族館 03-3989-3466
  • https://sunshinecity.jp/aquarium/